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2010 05,18 17:19 |
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ジノが落ち込む話 アーニャ+ジノ(+ノネット)の会話 「いつまでそこに居座るつもりだ?とっくに皆寝静まっているぞ、アーニャ。」 「ノネット」 「よい子は寝る時間だろう?」 「……出てくるまで居る。」 「確証はないんだな?」 「でも、諦める理由もない。」 「そこまでするのに値するかな。しかし、お前まで明日の任務に支障が出たら……私たちが尻拭いするハメになる。」 「後でいくらでも任務なら受ける。……駄目?」 「何故、アイツにそこまでしてやる?」 「ジノは、わたしにいつも借りを作らせる。だから……お返し。」 「見抜けなかった。一緒にいてもジノは笑うだけ。わたしのこと聞くくせに話さないの。それはとても不公平。そしてずるいと思う。」 「だから、今度はわたしから聞きたい。」 「なるほど、対等じゃないというのか。」 「そう……だから待つ。」 「ちょ……ラウンズ女二人で、何してんだよ。」 「ちょっとした世間話さ。調子はどうだ?」 「……ジノ。」 「見ての通り。というか、人の部屋の前で」 「おいおい……誰かに見られたらどうする。」 「えっ…!あ、アーニャ?!」 「やっと。やっと出て来てくれた。」 「……ん、待たせた。わるい。」 「謝らなくて良いのに……誰も、怒って無い。」 「そうなのか?なあんか凄く、後ろの怖い人に睨まれてる気がするけど……ほら。」 「誰が怖いだ、誰が!」 「あっ…………ノネット。」 「お前達、場所と時と人を完全に忘れてないか?」 「まさかぁ~、ノネット様相手にそんなこと致しません。」 「なら、せめて中入るとかくらい、しろ!」 「!?」 「……二人で良く話し合うんだな。それと忘れるな。お前たちの仕事は山程ある。」 「いつつ……やられた。大丈夫かアーニャ?」 「ん、平気。」 「で。どーする?これから。」 「しばらく……このまま。それから考える。」 「呑気だなあ、お前は。というか重いんだけど。俺は布団か?」 「もちろん。」 「……」 「痛い。」 「少しこのままにさせてくれな、もうちょっとだけ。」 「ばか……ジノ。」 PR |
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