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2008 06,21 01:23 |
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モニカ+ヒューイ を期待して下さっているかたがいるんだと 大好きよ 愛しているわ だから 愛さないで 好きだと言わないで お前は私を愛してなどならない (貴方は私を愛してくれてしまった) (違うの、望んでいなかった) こんなはずではない (貴方は) お前は 愛してはならない 受け入れてはいけないのに (受け止めてほしかった私を) 『共有する虚無』 「違うよ……駄目、駄目だ……ダメ、止めろ…!こんな私を愛するな……ヒューイ・ラフォレット。」 「何故だ?君はずっとそれを望んでいた。」 「許されてはならない。堕ちた人間は願いを叶えてはならない。誰かに愛されてはならない。――それが世の中だからだよ。」 「醜い世の中の摂理に従うのか?世界を憎み生きてる君も僕にも関係ないだろう。さんざん付き従ってきた奴とは思えない言葉だ。……だいたい君はそんなに脆い人間じゃないよ、モニカ。」 「確かに私は情けを掛けて貰う程、弱くはないし義理もない。利用されるだけの道具としてここにいるんだ。」 「なら、一方的に愛するのは許容範囲なのか?……道具が随分勝手なことを言うね。」 「なんと言われたって構わない。決めたんだ。お前に理解されなくても、私は。」 「……解らないよ、モニカ。――どちらが本当の君なんだ?こんな腐り切った世界で犯した罪など償う必要もないのに?君は僕に利用されると誓ったのに?」 「私は、私を……許したくない」 「良いから聞くんだ。僕の感情は無視かい?」 「聞きたくない…!決まり切ってる。答えなんて私はいらない!」 「だいたいこの解りがたい情が生まれる予定なんかなかったよ。むしろ僕には要らないはずだ。」 「ヒューイ、君……?」 「――許そう。モニカ・カンパネルラ、お前を。」 「っ……」 「僕らは罪を共有する人間だ。たがいに利用し合う誓いを立てた。まさか……それを忘れた訳じゃないだろう?」 「あ……」 君を私は損ねた。 違うものの手で君は殺されてしまった。 不可解な疑問の答えは永久に失われた。 モニカ、君は私と居て その鋭利な瞳は何を見出だした? それはいくら考えても失われない謎でいてくれたらいいのだ。 永久に。 PR |
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