alma inocente-Memo
※ネタバレ注意※小話やらイラストを放り込んでいるごった煮メモ。
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2010
05,19
00:20
リューナイト駄文
CATEGORY[その他]
※捏造・妄想注意※
アデューレジェンド2でソフィー視点+カゼマル
私はいつもこの世界の何処にもいなかった。
紺碧の空にも
褐色の砂漠にも
銀色の雪原にも
群青の海にも
どこにも。
私という人間は存在しないかの様だった。
あの時から誰かに愛され、誰かを慈しむことなく生きて、そしていつか死にゆくだけの人間だと思い込んでいた。幼い頃に希望など置いてきてしまったから、生きようとする気持ちは消え失せた。
それでも、蘇った確信に呼び戻される。貴方を知りたいと願った日から。
「もう良いって……何もわざわざアンタが面倒見なくても……定期的にミズキのおっさんに、傷は見て貰ってるしよ。」
「……迷惑でしょうか?」
「や……ありがてぇけど、さ」
「……良かった。貴方の役に立てないかと思いました。」
「あのな……十分役に立ってるじゃねぇか。」
「……」
「どした?帰らないのか?」
「……ずっと考えていました、あの時から。」
「へっ。何か心配事だってか?」
彼の怪我していない方の手を取り、そっと触れる。温かい体温が後押ししてくれた。
「側にいて欲しいと願っています。……カゼマル。」
「あー……えーと、あのよ。」
困った様に顔を反らす彼からの答えをただただ待ち焦がれる。
「これでは困らせてしまうだけでしたね……ごめんなさい。」
パラディンの様にカゼマルもいつか私の元を去るのかもしれない。いつだって人の心は移ろいやすいものだと知っている。
「…………おい。塞ぎ込むことじゃねぇだろ?何がどうしたってんだよ。」
「私にも……私にも、分かりません。」
「けど、珍しいよな。……前は顔色一つ変えなかったのによ。」
「貴方が、どこかへ行ってしまうのではないかと……思って。どう引き止めたら良いのか。」
「俺は……簡単に約束出来るほど、人間出来ちゃねぇよ。」
「へへっ!アンタ、沈黙の聖女とかしてるよりはそうしてる方が数倍良いぜ。」
「人間はらしい顔が一番っつうことだよな。」
「……ええ、そう思います。」
精一杯の微笑みで見つめたら、照れくさそうに笑い返してくれた。胸に懐かしさの灯がともり始める。
これからの私は貴方と共に生きていて。
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